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日     時:1997年5月1日(木)連合三多摩メーデー

会 場 場 所:立川市民 運動場(多摩川河川敷)

主  催  者:連合三多摩メーデー実行委員会

参加スタッフ:渡邊、小宮山、水野、井上、ボランティア3名

参 加 人 数:メーデーの参加者は約2万人、ジョイバンを見た人は約200人

内容・所 感:
都議会議員坂口氏の紹介で参加。会場正面ステージ脇に福祉政策スペースを確保し、移送サービスを行っている団体など障害者福祉団体5団体と共に展示を行う。プログラムのなかにアピールの時間を作っていただき、代表の渡邊がマイクを通して約2万人の人たちに「JOY−VAN」とJoy Projectの活動を紹介した。また、実際に「JOY−VAN」の周りに集まった人には障害を持たない人が多く、このような車が日本でも走れるようになったこと、障害者にとって必要な道具であること等を説明した。

 

日     時:1997年5月9日(金)

会 場 場 所:八王子市市役所正面玄関前ロータリー

主  催  者:自治労八王子市職員組合

参加スタッフ:渡邊、渡辺、小宮山、水野、井上

参 加 人 数:約80人

内容・所 感:
自治労八王子市職員組合の発案で「八王子で全国キャラバンの出発セレモニーをやりましょう!」ということになった。お昼休みの時間を利用し市役所の正面玄関前で多数の職員に見守られながら、「JOY−VAN」とJoyProjectを司会の方から集まった皆さんに紹介。続いて波多野市長から代表の渡邊に花束が手渡された。参加者の中には出発式を行うことを聞いて駆けつけてくれた障害者の方も多く、当事者からの期待の高さを伺わせた。終了後、予定にはなかったが急遽当事者の方に「JOY−VAN」の説明を行った。

 

日     時:1997年5月10日(土)

会 場 場 所:神奈川県七沢総合リハビリテーションセンター

主  催  者:
藤井直人氏(センターの工学研究室)、山崎 昇氏、Joy Project

参加スタッフ:渡邊、小宮山、水野、ボランティア1名

参 加 人 数:約40人

内容・所 感:
センターの工学研究室の藤井氏の協力で土曜日に会場を提供していただいたが、土曜日は介助できる職員がいないので、自分でベッドから車椅子にトランスできる人しか参加できなかった。つまり、車椅子を運転席にするシステムを必要としている自分でトランスのできない人は「JOY−VAN」を見ることができなかった。センターの入所者に対する考え方、姿勢には疑間を抱かざるを得なかった。しかも、このような考え方、姿勢が全国のリハビリセンターの主流なのにはキャラバン中に気づかされ、それには驚きよりも怒りを覚えた。

 

 

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